
トレイダーズ証券が日本暗号資産取引業協会に入会、暗号資産市場に再度参入か
トレイダーズ証券株式会社が日本暗号資産取引業協会に第二種会員として入会しました。
日本暗号資産取引業協会の第二種会員は、
- 暗号資産交換業者の登録を申請中・申請予定の事業者
- 暗号資産関連デリバティブ取引業を行おうとする者、変更登録を申請中・申請予定の第一種金融商品取引業者
となっています。
トレイダーズ証券株式会社は元々当時「みなし仮想通貨交換業者」であった、『みんなのビットコイン』を運営しており、2018年9月に楽天カードに2.65億円で譲渡しています。『みんなのビットコイン』は現在、『楽天ウォレット』として暗号資産交換業者となっています。
トレイダーズ証券株式会社はFXを中心とした第一種金融商品取引業者で、現物を扱うのでは無く暗号資産関連デリバティブ取引業を行うのだと予想されます。
暗号資産に知見がある証券会社が暗号資産関連デリバティブ取引周辺に参入する流れはここ最近よく見られるようになっています。
マネーパートナーズグループでも、現物を扱うコイネージが撤退。マネーパートナーズで暗号資産関連デリバティブ取引の開始を予定していることが先月発表されています。
その他、Coincheckを持つマネックスグループでもマネックス証券が、SBI VCトレードを持つSBIグループではSBI FXトレードが暗号資産関連デリバティブ取引を提供しています。
また、Zaifのグループ会社でもあるeワラント証券では個人投資家向けカバードワラントで「ビットコインレバレッジトラッカー」を今月から取り扱う事を発表しました。
参考 : JVCEA/入会情報
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